日誌

2019年11月の記事一覧

花丸 【華道部】冬の足音

七十二候「朔風払葉」を実感するような空気となってきました。

今日の活動は冬の花材を使って”かたむけるかたち”を活けました。

   

花材:赤芽柳、ガーベラ、ソリダコ

赤芽柳は木肌が赤茶色をしており、寒さが増すと徐々にその色も深く移ろいます。ヤナギ科ということで、枝を自由にためることができる花材です。伸びやかに季節を感じさせるように、その間に鮮やかなガーベラを挿し入れて。ガーベラは生き生きと見える表情を捉えるのが難しかったようです。お日さまへ顔を向けるように、美しく見える位置を探します。

 

11月末となり、短い秋を惜しむかのように冷たい風が沁みる季節となりました。期末考査まで2週間。2019年の締めくくりができるよう、生活を整えて学校生活に向き合ってほしいと思います。

花丸 【華道部】実りの秋

10月最終日、3年生が引退して以来初めての活動をしました。

今日はまわるかたち。花材はコウリ柳、金魚草、ドラセナ、バラの実です。丸い花器の内側に沿うようにコウリ柳に手を加えて、ツルのようにしならせた柳の隙間に、短く切った花や実を挿し入れます。反時計回りに、リズムよく♪ 全体のバランスを考えつつ、花や実の長さを調整しながら・・・どの作品も、それぞれに良い仕上がりでした。

速いもので、暦の上では立冬。過ぎゆく季節を感じながら、勉強も部活動も何事にも、真摯に全力で向き合いましょう。