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2024.2.21 ☆地元企業インタビュー☆ 鶴牧煎餅様、閉店後Ⅲ

 

2月21日(水)の杉戸高校

埼玉県公立高校学力検査のため、生徒は臨時休業。

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杉戸高校徒歩1分。 

杉戸の地で98年間にわたり美味しいおせんべいを提供していただいた「鶴牧煎餅店」様。

杉戸だけでなく関東名産としても有名でした。

多くの杉戸高校生が一度は食べたであろう鶴牧煎餅。

2024年1月末にて、諸事情により惜しまれつつ閉店されました。

 

今週は特別企画として、

2024年2月17日(土)に鶴牧煎餅店・大奥様に取材させていただいた

「閉店後のインタビュー」をお送りします。

本日は全4回の3回目です。

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ーーもし失礼なければ、大奥様とご主人の出会いについて教えてください。

大奥様 実は、私はもともと鶴牧煎餅店の客の1人だったのです。

    まだ炭で手焼きの時代で、値段は3枚10円だったと記憶しています。

               ☆現代の価値に合わせると、3枚100円ぐらい

    「今日は、まだ焼けるまで時間がかかるよ」といわれて帰る日もありました。

    その後、知り合いの方から紹介されたのが、なんと鶴牧煎餅店の主人だったのです。

 

ーー素晴らしい出会いでしたね

大奥様 (大爆笑)

 

ーー印象に残っている出来事はありますか。

大奥様 1993年、冷夏で記録的冷害の年がありました。

    7月~9月が連日雨で、夏なのに太陽がまったく出ず、日本中で米不足になった年です。

 

ーーー覚えています。高校や大学の学食、各飲食店から日本米が消えました。

   海外米の緊急輸入が話題となった年でした。

大奥様 鶴牧煎餅は、国産米、青粉、しょうゆなど、こだわった素材で作っています。

    特にお米は大切です。

    海外米でも作れなくはないのですが、鶴牧煎餅には合いませんでした。

    国産米の入手ルートは確保していたのですが、

    値段高騰については、お店の努力だけではどうしようもありません。

    当時は、国産米が1俵60000円まで値上がりしました。

    (令和6年の相場では、コシヒカリ1俵16000円程度)

    悩んだ末、3ケ月お店を閉めたんです。

 

ーーー大変な年になりましたね。

大奥様 でも、「前向きにいこう!」と考え、

    休業期間の3ケ月を逆手に取り、いつもはできないことをやろうと。

    思い切って店舗を改装したんです。

    そして、休業期間のパートさんたちのお給料もしっかり払いました。

ーーーそれはすごい!その「たくましさ」を杉戸高校生も見習いたいですね。

 ・・・・2月22日へ続く・・・・