校長からのメッセージ

【校長日誌】学びの幅

昨日まで4日間にわたる中間考査が無事終了し、今日から2学期後半が始まりました。本日は午前中に1年生の数学Aの授業を、そして午後には同じく1年生の音楽Ⅰの授業を見ることができました。数学Aの授業では、中間考査の答案返却と正答率の低かった問題の振り返りののち、「期待値を求められるようになろう」をテーマに授業がテンポよく進められていました。そして午後の音楽Ⅰの授業では、初めに「拍と拍子」に関する基礎知識を学んだあと、楽器の演奏に移り、グループ形式で実際にヴァイオリンを手にして演奏し、学び合う授業が行われていました。偶然にも数学も音楽も同じクラスの生徒の皆さんが授業を受けていましたが、いずれの授業も明るく前向きに授業に取り組んでいました。当たり前のことではありますが、「期待値」から「ヴァイオリン」まで、高校での「学びの幅」の広さを改めて感じるとともに、この幅が、生徒の皆さんの人間性や感性の豊かさを育んでいるのだと実感しました。