校長日誌

穀雨

 4月20日は二十四節季の一つ穀雨でした。春の柔らかな雨に農作物がうるおうという意味です。この時期に作物の種を蒔くと、雨に恵まれ、よく発芽するそうです。穀雨というよりは酷雨になりそうな気候です。17日(土)は局地的に派手しい雨が降りました。種が流されてしまいます。

今日は雲一つない晴れでした。本校の木々も若葉が芽吹き新緑です。栴檀の木も芽吹き始めました。

 いま、本校では個人面談週間が明日21日まで行われています。順調に令和3年度が始まりました。部活動では剣道部、卓球部、テニス部の県大会出場が決まりました。しかし、まん延防止等重点措置が埼玉県にも出され、予定通り教育活動が行われるか、心配になってきています。

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令和3年度入学式式辞

新入生の皆さん入学おめでとうございます。埼玉県立杉戸高等学校を代表して、皆さんの入学を心からお祝いいたします。共に夢を実現しましょう。本校は全力でサポートします。

そして、新入生をここまで支えてこられました保護者の皆様にもお喜びを申し上げます。コロナ禍の受験は心労が絶えなかったこととご推察いたします。

 本日の入学式は、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、保護者の方々は一名のみのご臨席とし、式の次第も一部削ることで時間短縮した入学式となってしまいました。教職員一同も残念に思っており、申し訳ない気持ちでいっぱいです。新型コロナウイルスの終息はまだ見えません。予測困難です。新型コロナウイルスに限らず私たちは予測困難な時代に生きています。パンデミック、地球温暖化・大雨などの異常気象、マイクロプラスチックによる環境汚染、産業構造の急激な変化、政情不安など多くの課題が深刻さを増しています。

これらの課題には明確な解決方法はありません。世界が力を合わせて解決していかなければなりません。最も重要な概念は、多様性と誰一人取り残さないことです。

  本校での三年間でこうした課題解決に取り組む力を身に付けるべく、気概をもって有意義な高校生活を送ってください。今が大切です。恵まれた自分に感謝し、二度と来ない最も重要な高校生活を大切にしてください。私たちより不便で厳しい闘いを強いられている人たちが世界に多くいることを決して忘れてはなりません。

 そこで、これからの三年間の高校生活で皆さんに、心がけてほしいことを3つ申し上げます。

ひとつ目は、一生懸命勉強することです。

 高等学校は、学ぶことを学ぶ場です。知識を覚えるにとどまらず、一生懸命勉強し、基礎を突き詰め、とことん納得するまで勉強してくだい。基礎のしっかりした人間は、自分で物を考えることのできる人であり、社会のイノベーションに欠くことのできない独創性・創造性は、このような人物が持つことができます。

  二つ目は、学習、部活動、社会活動を通して幅広い教養を身に付けて欲しいということです。

 幅広い教養は、人間形成上欠くことのできない大きな要素です。文系だから数学は勉強しない。受験科目でないから手を抜く。受験勉強のためと言って部活動をやめる。このようなことはやめてください。グローバル化が進む今日、幅広い教養は必要欠くべからざるものです。日本の文化、相手の文化を知らなくて、ビジネス交渉はできません。デジタル化が進む現在、データを解釈できない人は必要とされません。人を思いやる、他者を尊重しなくては、コミュニケーションは進みません。これらすべてに幅広い教養が必要です。

 三つ目は、常に考えてください。疑問をもってください。なぜだろう。なんだろう。どうしたらよくなるだろう。

 部活動も自分の頭で考える力を養う場です。例えば、次の試合に勝たなければいけないという課題を解決に対して、どのような技を磨けばよいか、どのように磨けばよいか、どのような戦術をとったらよいか、対戦相手の特徴は、など、いわば皆さんは仮説をたて、どの仮説を実行するのが良いか、日々の練習で確かめて、検証して試合の勝利という結果に結びつけていきます。まさに学問の方法論に他なりません。これは文化部の活動でも全く同様です。入学の手引を読んだ人はわかると思いますがPDCAサイクルです。

以上3つのことを心掛けた三年間の高校生活は、皆さんの夢を実現してくれることでしょう。

  最後に、皆さんに今日(きょう)必ず、おこなってほしいことがあります。家に帰ったら、ここまで育ててくださった保護者の方に感謝の気持ちを伝えてください。「いままで育ててくれて、ありがとう。これからも支えてください。」と。

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令和3年度1学期始業式校長式辞

1学期始業式

令和3年度が始まりました。昨年に比べると、落ち着いた新年度です。この春休み、皆さんは計画通りに過ごすことができましたか?今年もCOVID-19に悩まされる1年になりそうです。予測不能の1年です。コロナに負けず教科の勉強・特別活動・部活動探究する態度で挑戦していってください。どんな事態になっても、慌てず対応することを皆さんには望みます。3年生の諸君、予測不能です。大学受験入試が最悪中止や延期になってしまうかもしれません。実際1969年の東京大学の入試を、当時の内閣が中止を決定し、東大を目指していた現役受験生の多くは浪人を選択。後のない浪人生は、京大、一橋大、東工大など別の難関大へと方向転換を余儀なくされました。何が起こるかわかりません。

さて、4月4日、池江璃花子選手は日本選手権兼五輪代表選考会の女子100メートルバタフライで優勝し東京オリンピック出場を内定させたニュースは皆さんも知っていると思います。

レース後には池江選手は「苦しくてもしんどくても努力は報われるんだなと思いました」と涙ながらに語りました。努力は必ず報われる。よく聞く言葉です。こんなニュースを目にすると私たちは勇気や元気や希望をもらったりします。しかし、勝者=報われるという考えだと大半の人の努力が報われていないことになる。第一希望大学に合格したことが報われたという考えだと、報われない生徒もいます。

 正しい努力とは一体何なのか?をちょっと考えてみましょう。

世界のホームラン王、王貞治現在のソフトバンク球団取締役会長は「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」と言っています。

無駄な努力という言葉もあります。

たとえば学校の勉強を一生懸命勉強してもしなくても
もしかしたら試験の結果が同じ点数の時があるかもしれません。「だから、勉強してもしなくても同じ」
と考える子どもがいたとするならば、それは大きな間違い
今回は同じであっても、努力の成果は必ず明日から先の成績に大きな差となって表れてきます。

 努力は必ずしもそのままの形で成果として表れることはないかもしれません。しかし、努力は形を変えて必ず報われます。もともと、すぐに報われるような努力は努力したうちに入りません。

 池江選手は2020東京オリンピックの出場を目指し、努力してきました。ところが18歳東京5輪の1年前に白血病が発症、今まで多くを犠牲にしてやってきたことは何だったんだ。と思ったことがあったかもしれません。その後は過酷な白血病治療に打ち勝ち、アスリートとして復活して、今回の快挙東京5輪出場を果たしました。
努力とは、やってもやっても報われないことに対してやめないこと。なかなか結果に結びつかないことに対してさえも一生懸命にやることこれが、本当の努力だと私は思います。したがって、決して、無駄な努力はなく、努力は必ず報われます。

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令和3年度がはじまりました。(春休み)

令和3年度がはじまりました。桜も満開です。昨日は準備出勤で、異動してきた先生を迎え、一日中会議でした。

今日4月2日午前は新入生に対する制服の引き渡しが行われました。入学式はコロナ禍のため、感染予防を行い、時間短縮での実施となります。今年もコロナに振り回される1年になりそうです。

杉戸高校2年目の校長として、「共に目指そう夢の実現!」の高校として、「主体性」「協調性」「共感力」「発信力」「継続力」の育成の教育を進めていきたいと思っています。

ところで、この春休み期間中に補習を行っています。「相対論入門」講座名のとおり特殊相対性理論の講義でE=mc^2を求めます。「物理実験」は重力加速度の測定(落下速度から求める、単振り子の周期から求める)とオームの法則の実験を行います。データ処理にはスプレッドシートを使い、グラフを自動で描かせたり、最小2乗法の話もしました。「超難関入試問題を解く」は東京大学、京都大学の今年の入試問題の1問目(力学分野)の解法を行っています。3講座のべ8時間です。受講している生徒は、一所懸命取組んでいます。夏季も補習を開講したいと思っています。

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制服採寸

今日3月14日(日)9:00から12:30の時間で制服採寸を行いました。雨も上がり、風が少しありますが、天候が回復してよかったです。先週木曜日に卒業式を挙行しましたが、今週は新入生を迎える準備が始まっています。4月2日に制服が引き渡され、8日の入学式を迎えます。明日15日は卒業式の中学校もあります。時はまってくれません。どんどん時間は過ぎていきます。新入生には中学を卒業してゆっくりしたいと思いますが、メリハリ付け、ON・OFFを切り替えて高校入学の準備をしてほしいと思っています。

 

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第42回卒業証書授与式校長式辞

3月11日(水)第42回卒業証書授与式が挙行されましした。校長式辞を掲載します。

式辞
卒業証書を授与いたしました三百十五名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは本校の三年間の教育を修了しました。学びの総仕上げの大切な時期に、新型コロナウイルス感染症拡大のため満足に登校できず、大変苦労されたことと思います。皆さんは、そうした試練を乗り越えて、今日こうして卒業証書を手にされています。その努力に敬意を表します。
卒業式にご臨席を賜りました、保護者の皆様にも心よりお喜び申し上げます。保護者の皆様にとりましても、この三年間は決して平穏な日々ばかりではなく、特にこの一年間は気苦労や御心配が絶えなかったことと御推察いたします。
そして今日まで卒業生を指導し見守ってくださった教職員の皆様にもこの場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
第四十二回卒業証書授与式は、本来であれば、多くの保護者、在校生、来賓の方々の御臨席のもと、盛大且つ厳粛に挙行されるはずでした。しかし、新型コロナウイルス感染症対策のため、卒業生の皆さんとその保護者の皆様一名、教職員による規模を縮小した式典となってしまいました。ご臨席を賜ることができなかった御来賓や在校生の諸君の想いも込めて式辞を述べさせていただきます。
Today, the Great East Japan Earthquake struck on March 11th, just 10 years ago.
The Tohoku region is still in the middle of recovering from the earthquake even now.
Once again, I would like to express my heartfelt condolences and sympathy to all who suffered in the disaster.
We experienced burst of Japan’s economic bubble, Lehman Shock, the Great Hanshin-Awaji Earthquake and the Great East Japan Earthquake.
In these times of rapid change, we will face unexpected situations many times during our lifetime. Now we are facing the COVID-19 pandemic.
Problems not only domestically but globally, such as new infectious diseases, global environmental problems, and rapid changes in the industrial structure, are becoming more complex and more serious.
In such a case, what can we count on?
What do we need to overcome the difficulties?
You who graduate from our school have acquired 主体性,協調性,共感力,発信力, and 継続力.
These five abilities are useful.Do you know the "Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標SDGs" adopted by the United Nations?
The SDGs provide social challenges and goals that we should be aware of, but do not provide clear solutions.
Please improve the five abilities you have acquired at our school.
As a result, I think there are great expectations for you who are active in society.
You are graduating today, but the quest for knowledge is not over. 
Learning at Sugito High School overcame your anxieties, and mindfully and rationally surmount the difficulties brought on.
When you feel the need your friends or would like to cooperate with your fellow alumni, I encourage you to come back and make use of Sugito High School. Graduation does not mean an end to your relationship with the school. Rather, it marks the beginning of a new form of collaboration. We must be active learners for life.
Together, we will work to build a better society in the future.
Goethe said. 
Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.
I have always wished that for myself. And now, as you graduate to begin anew, I wish that for you.
Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.
Good luck with your next step. Congratulations to all of you.

令和3年3月11日
埼玉県立杉戸高等学校校長 蛭間 督
(訳)
さて、十年前のちょうど今日三月十一日に東日本大震災が起こりました。いまだに復興の途中です。改めて東日本大震災により被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられました方々にお悔やみ申し上げます。
私たちはリーマンショック、バブル崩壊、阪神淡路大震災、そして東日本大震災など多くの困難を経験し、それを克服してきました。変化の激しい時代、想定外の事態はこれからも何度も起こるでしょう。新たな感染症、地球環境問題、産業構造の急速な変化など、国内だけでなく世界的な問題は、ますます複雑になり、深刻化しています。そんなとき頼りになるのは何でしょうか。困難を克服するために必要なものはなんでしょうか。本校を卒業していく皆さんは、「主体性」「協調性」「共感力」「発信力」「継続力」を身に付けています。この五つの力が役立ちます。
国連で採択された「持続可能な開発目標:SDGs」を知っていますか。
SDGs には、我々が認識すべき社会的課題と目標が示されていますが、明確な解決方法が示されている訳ではありません。本校で身に付けた五つの力をさらに高め、諸課題を解決し、社会に貢献してください。
皆さんは本校を今日卒業していきますが、知の探求は終わっていません。
杉戸高等学校の厳しくて優しい雰囲気の中で、皆さんは、仲間達と勉強に専念しながら、さまざまな経験を積み、豊かで充実した高校生活を楽しんでいました。
そうした仲間達と再び協力しあいたいと思う時には、いつでも本校を活用してください。卒業は杉戸高等学校との別れではありません。新たな協働の始まりです。私たちは生涯アクティブラーナーでなければなりません。皆で一緒によりよい未来社会を作っていきましょう。
ゲーテは言っています。
知ることだけでは充分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは充分ではない、実行しないといけない。
私は常に自分自身そうありたいと思い続けていました。
そして、卒業して新たな人生に踏み出す皆さんに対しても同じことを願います。
知ることだけでは充分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは充分ではない、実行しないといけない。
次のステップで頑張ってください。そして、今日ご臨席の皆様に心よりお祝い申し上げます。

 

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卒業証書授与式準備

今日3月10日(火)に卒業証書授与式の予行及ぼ式場準備が行われました。新型コロナウイルス感染症予防のため、ご来賓の方及び在校生は出席しません。規模を縮小しての卒業式です。

予行も卒業生のみで行われ、卒業式では表彰されない、部活動功労賞、生徒会功労賞、皆勤賞が表彰されました。また、在校生が心をこめて式場を整えてくれました。演台花(つぼ花)は華道部の諸君が準備してくれました。

明日、第42回卒業証書授与式が挙行されす。

   
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入学許可候補者発表

3月8日(月)は令和3年度一般募集の入学許可候補(以下合格)者発表日でした。例年は午前9時に学校にて合格者の受検番号が掲示されますが、今回は密をさけるために。Web発表となりました。受検生は、Webで合格を確認してから学校へ書類を取りに来ることになっています。したがって、自分の受検番号を見つけて喜んでいる姿を見るとこはできませんでした。

今の気持ちを忘れずに、来るべき高校生活を迎えてほしいと思います。

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令和3年度一般募集学力検査実施

2月26日(金)週間天気予報では雨が心配されましたが、雨も降らず、曇りで肌寒かったですが、学力検査を無事終了することができました。新型コロナ感染予防対策として、3密をできるだけ作らないように、飛沫を飛ばさないように注意しながらの実施でした。受検生も例年より増して緊張しているように見えました。実力を発揮できていれば、幸いです。

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COVID-19感染予防対策

 すべての生徒の机に飛沫防止ガードを設置することができました。

 常時マスク着用はしていますが、音読をしたり、意見交換をしたりなど授業から、しゃべる場面をなくすことは難しいです。対話的授業を行い学習の質を落とさないためにも、マスクに加え、飛沫防止ガードでウイルスの飛沫飛散をより軽減することができました。

 

 教室にサーキュレータを設置することができました。

 常時教室の2か所の窓を開け喚起を行っています。天気のよっては風もなく、換気が不十分な時もあります。喚起を強制的に行うためにサーキュレータを設置しました。これでウイルスの飛沫を教室の外へ出すことができます。

 緊急事態宣言も延長されました。感染者数は減少傾向にありますが、気を緩めると感染者数が増加するでしょう。COVID-19感染拡大、学校でのクラスターは防がなくてはいけません。

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